竹鶏物語―竹でニワトリを育てる?事業スタート
四日市大学エネルギー環境教育研究会の「竹鶏物語―3Rプロジェクト」が
環境省の平成21年度「循環型社会地域支援事業」に採択され、このほどその事例研究の成果を発表するフォーラムが四日市市商工会議所で開催された。
フォーラムでは、竹を混合した飼料で育てたニワトリの卵や肉について、品質や味に対する評価などが発表された。品質については四日市看護医療大学の岩本淳子准教授が細菌調査・形状測定・栄養成分の調査を行い、株式会社三重ヒヨコがハウユニット値を測定。卵の栄養価としては、タンパク質や炭水化物は一般の卵とほとんど変わらず、コレステロール値はやや低めという。ハウユニット値もAからAAという高評価だった。
また、鳥羽市の旅館・戸田屋や四日市市の洋菓子店・タンブランで卵を使った料理が実験的に作られ、料理人らによると、卵黄の濃厚な味や、卵の凝固する力が強く、きめの細かい生地に仕上がるといった点が好評だった。
このプロジェクトは、3R(Redece,Reuse,Recycle)の考え方によって行われ、間伐などで伐採した竹を再利用しようというもの。粉砕した竹で竹粉を作り、そこに特殊な菌を混ぜ発酵を促進し、飼料としてニワトリを育て、鶏糞を畑などで使用して野菜などを育てる循環型のサイクルを目指す。
このプロジェクトを事業化することで、不要な竹や有機廃棄物の再利用、鶏糞の堆肥化、竹粉入りの飼料を食べたニワトリの卵を使ったビジネスの展開などを目指すという。





















