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第1回 道の駅「奥伊勢おおだい」

okuiseoodai.JPG 延長91キロメートル・流域面積920平方メートル―。三重県内最大の河川で日本一の清流として名高い「宮川」。アユ、アメゴ、ニジマスなど豊富な魚種を持ち、漁解禁となると川辺は県内外から多くの釣り客で賑わう。その宮川が国道42号線を挟んで眼前に、JR三瀬谷駅を背に建つは「道の駅 奥伊勢おおだい(多気郡大台町)」。ログハウス風の木造建築で地場産農産物の販売をしているほか、地域イベント情報の発信などもしており、地域交流の場として活躍している。

 休耕田の活用や地域雇用、後継者作りなどを目的に平成11年に開業。1年目は約27万人、2年目は約30万人が来場し、また道路情報を伝える路外表示板、バスの停留場などの設置などもしてきた。同町、多気町、大紀町などで取れた地元産品を扱っていおり、屋内には新鮮野菜を販売している特産品売り場、新鮮野菜や特産物を加工して惣菜を作る加工場、その惣菜を販売する販売コーナーなどがある。休日になると正午過ぎには各コーナー完売していることも珍しくないとか。

 食堂で味わえる1日30食限定「日替わり駅弁」も人気で、内容はから揚げ、サラダ、煮物、漬物などの品目で日によってさまざま。またミニうどんか味噌汁のどちらかが付く。値段は680円とボリュームの割には安値。連日完売の様子で、その盛況さが伺える。

tanabata.JPG 同駅・古畑盛行社長は「今まで苦労ばかりでした。今年、大台町観光協会の会長に就任しまして、観光案内やイベント情報の発信も行っています。肩書きだけならいいですが、実際やるとなると大変です」と、苦笑しつつもどこか楽しげに話していた。同駅では毎週日曜日には「わいわい市」を開いており、季節に合わせて催し内容を変更をする。7月5日は七夕わいわい市が開かれ▼乱舞による二胡演奏▼ソーメン流し▼ハーブ農園「アトリエトミカ=楠川とみか代表=」のハーブティの試飲などが行われた。

 ◇      ◇

 勢和多気ジャンクションから国道42号線に入り大杉谷方面へ。「道の駅 奥伊勢おおだい」を越えて県道31号線に入り車で10分、宮川トンネルを抜け1つ目の信号を左折すると観光宿泊施設「奥伊勢フォレストピア(多気郡大台町)」が見える。

forestonsen.jpg 露天風呂、うたせ湯、月替わりの薬草風呂がある「奥伊勢宮川温泉」や木製遊具が立ち並ぶ「わんぱく広場」、陶器作りなどを体験できる「森の国工房」などでレジャーを楽しめる同施設。季節に見合うイベントも開催されており、8月1日から1ヵ月間、宿泊者限定で暗闇のなかを歩く「ミステリーナイトウォーキング」が開催される。

misono.JPG また、奥伊勢フォレストピアから総門山方面に進むと、初心者向けのハイキングコースが整備されている。モミジやカエデ、スギなどが整然と立ち並ぶ林道、間伐が行き届いていることから木漏れ日が柔らかく、透明感ある薗川のせせらぎが聞こえてくる。

taki.JPG コースの案内板に従い歩くこと約1時間。森の静寂を打ち消すごう音が響き渡るとともに「滝頭不動滝」が視界に広がる。高さ約40メートルの岩壁から放物線を描いて降り注ぐ滝は勇壮で、荒々しく飛沫をあげている。紅葉の季節になるとカエデとのコントラストが神秘的とのこと。季節により多面を見せる大台町―。“季節探し”に散策してみるのも一興ではないだろうか。
                     (西村 峻彦)

投稿日:2009年07月14日カテゴリー:-行ってみよう!三重-