気象と気候の話(5)
日本語の「気候」の語源は何でしょう?これは漢字ですから、もちろん中国由来です。二十四節気七十二候という言葉をご存知ですか。気候という言葉はここから来ています。
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私たちの祖先は、月や太陽など、天体の運行をはじめ、自然の移ろい、特に身の回りの生き物の季節ごとの変化をもとに、極めて複雑な暦を作ってきた。こうした先人の知恵を、現代の暮らしの中にもう少し生かすべきかもしれない。
月は約29.5日の周期で満ち欠けを繰り返す。この朔望月(さくぼうげつ)をもとにして日を数えたのが純太陰暦だ。これだと、1年は29.5×12=354日になり、季節の移り変わりに合わなくなる。
季節の推移をもたらす原動力は、もっぱら日射の変化だ。地球は太陽の周りを365日と約1/4日かけて一周する。これを太陽年と呼ぶ。太陰暦(一般に旧暦)は純太陰暦に、季節変化つまり太陽暦の要素を取り込んで作られてきた。
1太陽年を24等分したのが、よく知られている二十四節気だ。春夏秋冬の季節をそれぞれ6つの節に分ける。春は、立春に始まり、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨と続く。夏は立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑。秋は立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降。冬は立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒だ。
二十四節気の各節気を初候・二候・三候に3分したのが七十二候で、その期間は約5日。各七十二候の名称は、時候ごとの動植物や気象の移ろいを教える短い文になっている。
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次回は、七十二候について探ります。お楽しみに。






















